こんにちは、柴犬です。
今回は、未経験ITエンジニアが入社1年目にどのような業務、技術、苦労したことを記載します。
未経験からITエンジニアになりたいと考えている方や、同じ道を歩んでいる方にとって、参考になれば嬉しいです。
今回の記事でわかること
未経験エンジニアが一年目に
- どのような業務を行ったか
- どのような技術に触れたか
- どのようなことに苦労したか
目次
入社後研修
会社に入社2日目から外部の研修に2ヶ月行きました。
外部で行った研修は以下です。
- ビジネスマナー研修
- 技術研修
ビジネスマナー研修
3日間のビジネスマナー研修では、電話の取り方やメールの書き方、名刺の受け渡し方など社会人としての基本を学びました。
例えば、電話の取り方では、相手の名前を繰り返して確認することで誤解を防ぐことを学びました。
技術研修
ビジネスマナー研修の後は、技術研修に行きました。
技術研修では以下のことを学校の講義形式で学びました。
- アルゴリズム
- C#
- ASP.net
- Windows Form
- HTML/CSS
- SQL Server
私が入社した会社は同期が7人いましたが、C#の外部の研修には一人で参加しました。なので、周りの受講生は他社の方でした。
他者の受講生は、その人達同士で交流を取っていたので打ち解けるまでは時間がかかりました。
他社の経験者と一緒に受講し、開発速度の違いに驚かされました。
例えば、簡単な計算アプリケーションを作成する際、私は基本的な文法に苦労していましたが、経験者は既に応用的な機能を追加していました。
本配属
研修終了後、正式に部署に配属されました。ここでは、主に既存システムの改修を担当しました。
仕事内容は主に以下です。
- システムの改修
- 突発的な対応
システムの改修
C#やVBで作られた既存のシステムに対する機能追加や修正を行いました。
例えば、顧客管理システムに新しい検索機能を追加するプロジェクトでは、詳細設計から実装、テスト、リリースまでを担当しました。
特に、既存のコードに新しい機能を統合する際には、コードの整合性を保つことが難しかったです。
しんどかったですが、小規模な案件ながら設計からリリースまでを経験出来たのはとても良い経験なりました。
突発的な対応
現場からの問い合わせやエラー対応も担当しました。
例えば、システムエラーが発生した際には、ログを確認し、原因を特定し、修正を行いました。
最初はエラーログの見方が分からず、非常に苦労しましたが、先輩のアドバイスを受けながら徐々に理解できるようになりました。
学んだ技術
私は一年目で以下の技術に触れることが出来ました。
- C#
- VB.net
- ASP.net
- Windows Form
- HTML/CSS
- SQLite3
- SVN
.net系の案件が多いこともあり、C#関連について多く経験しました。
一年目から多くの技術に触れられましたが、一つ一つの習熟度は低かったです。
業務外の学習では、基本情報処理技術者の資格取得に向けて勉強していました。
苦労したこと
一年目で苦労した点は以下です。
- コード読解
- プログラムを意識して設計をする
- 質問方法
コード読解
実務のコードは、研修時と比べてコードの量が多く修正箇所を特定するまでにとても苦労しました。
また、修正箇所を特定しても既存のコードを考慮して修正することも苦労しました。
今もまだまだですが、一年目に比べると落ち着いてコードの修正箇所を特定することが出来るようになりました。
プログラムを意識して設計をする
実務において、コーディングは詳細設計を元にして行われます。
そのため、担当者が設計書を見てコーディングできないといけません。
設計段階で条件分岐やどのような処理をしていくかを考えることは非常にくろうしました。
例えば、検索機能を追加する際には、ユーザーの入力をどのように処理し、表示するかを設計段階で明確にする必要がありました。
数多くのプログラムに触れることと基本情報技術者の資格取得で勉強したことで少しずつ出来るようになりました。
質問方法
わからないことは、先輩エンジニアに質問をしながら業務を進めました。
しかしどこまで調べてから質問したら良いか、質問のタイミングなど迷うことが多かったです。
質問してもなかなか意図が伝わらなかったり、そもそも何がわからないのかわからない状態が多くありました。
今何をしていて、どんなところで悩んでいるのかを業務をこなしていく中で段々と出来る様になりました。
まとめ
未経験からITエンジニアとしての1年目は、多くの新しい知識と技術に触れ、様々な苦労を経験しました。
しかし、それらを乗り越えることで得られた成長は非常に大きなものでした。
今でもできないことは多数ありますが、一年目と比べるとかなり冷静かつ的確に対処できるようになってきました。
この記事が、未経験からITエンジニアを目指す方々にとって少しでも参考になれば幸いです。